2012年07月14日
Copyright 札幌市
国土交通省は2012年5月2日、全国地方公共団体の「緑のカーテン」への取り組みのアンケート調査の結果を発表した。全国の約8割の都道府県内において実施され、政令市の約9割が取り組んでいるなど、全国に広がっている状況が明らかとなった。
緑のカーテンは、アサガオやゴーヤなどのツル性植物を建築物の壁面を覆うように育てて緑化を行うことで、室内の温度を低減し省電力化につなげようという取り組み。ヒートアイランド現象の緩和も期待できる。
2011年に「緑のカーテン」に取り組む地方公共団体は231団体で、公共施設への設置が最も多く、資材支援、パンフレット・ホームページの開設、講習会等の開催などに取り組んでいる。国土交通省では、誰にでもできるこの取り組みで、東日本大震災に伴う電力不足を乗り切る一助とする考え。
大震災・原発事故による電力不足に立ち向かう ~ 日本の民生の取り組み
登録日時j:2012/07/14 06:00:15 AM