高速道路でヤギが草刈り、旅人の心を和ませる

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中日本高速道路金沢支社は2010年４月より、ヤギによる草地管理をはじめた。騒音の抑制とCO2排出量の削減、高速道路の美観を整えることがねらい。

同社は同年４月17日、東海北陸自動車道の富山県の城端SA内にヤギ５頭を飼育する牧場をオープンした。また、同年７月16日からは、同社の金沢保全サービスセンター内でも３頭のヤギの飼育を始めた。

従来草刈り機で行っていた高速道路の盛土の法面、SA・PAの園地、料金所付近などでの草刈りをヤギが行うことで、草刈り機の使用で排出されていたCO2や騒音をゼロとし、刈った草はヤギの餌となり産業廃棄物として処理が低減される。さらに、高速道路利用者の心を和ませてくれる効果がある。

同年８月頃までに富山県内では城端SAや有磯海SA、福光ICなどで、石川県内では尼御前SAなどでヤギによる草刈りが行われている。現在はまだ試行段階だが、同社では、管内の北陸自動車道と東海北陸自動車道で、今後ヤギによる草地管理の範囲を広げていきたいと考えている。

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中日本高速道路金沢支社
http://www.c-nexco.co.jp/corp/info/show/agency_list/kanazawa.html

登録日時：2010/11/11 06:00:15 AM