エネルギー・地球温暖化

2011年12月26日

 

日本郵船 輸送中のCO2排出量をオンラインで公開

Keywords:  地球温暖化  企業(非製造業)  環境技術 

 

JFS/Japanese Shipping Company Releases Online CO2 Calculator for Cargo Transport
Copyright 日本郵船株式会社


海運会社大手の日本郵船は2011年10月17日、コンテナ船貨物と国際航空貨物の輸送中に排出するCO2の概算を算出するツールとして、邦船社では初となる「NYKGROUP CO2 e-calculator」を開発し、同社グループ各社のホームページに公開した。
www.nykgroup-e-calculator.com

これまで輸送中の環境負荷データ、特にCO2排出量の照会については、個別に対応していたが、海外での一般的な問い合わせが増している現状などから同ツールを英語版で開発した。

「NYK GROUP CO2 e-calculator」の主な機能は、1)コンテナ船貨物の輸送だけでなく、国際航空貨物の輸送にも対応し、積み地から揚げ地までの輸送全体のCO2排出量の概算を算出する。2)受け地と渡し地でトラック、または鉄道(中国と北米地域のみ)による内陸輸送にも対応する。3)受け地と渡し地の地名や結果のCO2排出量のデータをダウンロードできる。

このような公開により、貨物輸送中のカーボン・フットプリントの考えをより広くユーザーに知らせ、具体的なCO2排出量の概算も知ってもらう機会を提供することができる。

日本郵船 バラスト水処理システム国産第一号機の実用化決定
http://www.japanfs.org/ja/pages/030215.html
日本郵船 海流予測情報を活用した運航で燃費改善とCO2削減
http://www.japanfs.org/ja/pages/024861.html

登録日時:2011/12/26 06:00:15AM

English  

 

参照元

日本郵船 邦船社初、輸送中のCO2排出量をオンラインで確認可能に
http://www.nyk.com/release/1413/NE_111017.html


 

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