「低炭素都市づくりベストプラクティス」大賞は「LRTネットワークの形成」

低炭素都市推進協議会が2011年１月21日に発表した第１回「低炭素都市づくりベストプラクティス」において、富山市の「LRTネットワークの形成」が大賞を受賞した。

「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」実現のため、富山港線のLRT化や市内電車環状線化を実施し、路面電車の南北接続、市内電車の富山地方鉄道上滝線への乗入れを計画するなど、LRTネットワークの形成に向けた富山市の取り組みが評価された。

また、特別賞は下川町の「環境先進企業等と連携した森林づくりプロジェクト」、宇部市の「フィフティ・フィフティ事業（光熱水費等削減分還元事業）」、京都市の「市立学校園（小中学校、幼稚園）における電力使用量の見える化と節電の取り組み」などの８件が受賞した。

低炭素都市推進協議会は環境モデル都市の優れた取組の全国展開、世界への情報発信等を目的として、2008年12月に、市区町村、都道府県、関係省庁、関係団体等が参加して設立され、2011年1月21日現在、合計193団体が参加している。

環境モデル都市構想のウェブサイト、日・英語で開設（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/030038.html
「環境モデル都市」をつくり出し、広げよう － その考え方、日本政府の取り組み
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/028822.html
「環境モデル都市」の取り組み事例　その１
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/028924.html

登録日時：2011/05/13 06:00:15 AM