3R・廃棄物

2007年09月10日

 

2005年度のごみ排出量、前年より1.2%減少

Keywords:  3R・廃棄物  政府 

 

環境省は2007年4月16日、2005年度の一般廃棄物の排出及び処理状況などを発表した。全国の1,844市区町村及び644一部事務組合に対し調査した結果、ごみ総排出量は5,273万トン(前年度5,338万トン)と1.2%減少し、1人1日当たりのごみ排出量も1,131グラム(前年度1,146グラム)と1.3%減少していることがわかった。

再生利用量は1,002万トンで前年比6.6%の増加、リサイクル率は19.0%で、前年度より1.4ポイント増加、最終処分量は734万トンで、前年比で9.3%減少している。

ごみ焼却施設数は、ごみ焼却施設の集約化により前年度の1,374から1,319施設に減少し、1施設当たりの処理能力は143トン/日から144トン/日へと増加。発電設備を有する施設は286施設で全体の21.7%で、前年の281施設より5施設増加し、総発電能力は1,515,000kW(前年度1,491,000kW)と1.6%増加している。

最終処分場の残余容量は1998年度以降7年間続けて減少、最終処分場の数は1996年度以降9年間続けて減少し、確保は引き続き厳しい状況だが、最終処分量が減少していることから、残余年数は増加している。2005年度末現在の残余容量は1億3,303万m3(前年度1億3,826万m3)と3.8%減少、残余年数は14.8年(前年度14.0年)と0.8年増加していることがわかった。



http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8277


2001年度の一般ごみの排出量、横ばい (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/647-j
2002年度の日本の廃棄物、前年度比で若干の減少 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1075-j
2003年度のごみ排出量は横ばい (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1288-j
2004年度のごみ排出量、前年度比減少 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1485-j


登録日時: 2007/09/10 12:07:11 PM

英語記事はこちら


 


 

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