2002年度の日本の廃棄物、前年度比で若干の減少

2005年１月21日に環境省が発表した調査によると、2002年度の１年間の一般廃棄物排出量は、前年度を49万トン下回る5161万トンで、一人一日あたり1111グラムであった。最終処分場の残余年数は、前年度より若干増えて13.1年と算出された。

廃棄物処理の状況をみると、総資源化量・リサイクル率が増加し、最終処分量が減少した。特にリサイクル率は1992年度の8％から15.9％と、この10年間は毎年約１％ずつ増加している。ごみ焼却施設数は前年比12％減少している。一方発電設備を有する施設は236施設から263施設へと増加し、余熱利用を行う焼却施設は全体の約７割となっている。

市町村および一部事務組合が、一般廃棄物の処理に要した費用の合計は２兆3956億円で、前年度より2073億円減少した。国民一人当たり18800円が廃棄物処理に使われた計算になる。



http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5649


2001年度の一般ごみの排出量、横ばい （関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/db/647-j


登録日時: 2005/08/16 11:27:29 AM

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