3R・廃棄物

2006年03月15日

 

2003年度のごみ排出量は横ばい

Keywords:  3R・廃棄物  政府 

 

環境省は2005年11月4日、2003年度の全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理状況の調査結果を発表した。ごみの総排出量は、前年度と同じ5161万トンであり、1人1日当たりのごみの排出量は1106グラムだった。

ごみの再生利用を示す総資源化量は916万トンで、前年度比6.0%増加、リサイクル率は16.8%で、前年度比0.9ポイントの増加。一方、最終処分量は845万トンで前年度比6.4%減少した。これらの増減傾向は10年来続いている。最終処分場の残余容量は減少しているが、処分量が減少していることから、残余年数は前年度の13.1年から13.2年と僅かに増加した。

ごみ焼却施設数は1396で、集約化により前年度より94減少する一方で、発電設備を有する施設数は前年度の263から271に増加し、総発電能力は144万1000kWで、5.6%増加した。

ごみ処理事業経費は、2000年度からダイオキシン対策のため、処理設備の建設改良費が増加していたが、2002年度から減少している。2003年度も前年度より4356億円減って、1兆9600億円となり、国民1人当たりにすると1万5400円となった。



http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6512


2002年度の日本の廃棄物、前年度比で若干の減少 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1075-j


登録日時: 2006/03/15 10:10:59 AM

英語記事はこちら


 


 

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