2006年09月04日
2006年6月14-16日東京で、16カ国から43人の専門家と4つの国際機関、60人のオブザーバーの参加を得て、国際ワークショップ「持続可能な発展につながる低炭素社会ビジョンの構築」が開催された。この会合は、本年2月に発足した日英共同研究プロジェクト「低炭素社会の実現に向けた脱温暖化2050プロジェクト」の第1回ワークショップである。
(参照:http://www.japanfs.org/db/1368-j)
ワークショップは、「2050年に向けた温室効果ガス(GHG)の大幅削減に対する理解を深める」「各国のGHG排出シナリオ研究のレビュー」「持続可能な発展と気候変動の安定化目標を結びつける」「低炭素社会(LCS)実現のための手法を検討」「各国におけるLCSシナリオ実現のための目標と現実との格差を明らかにする」「地域、国家、そして世界レベルでの協力の機会と、LCS達成シナリオの最適な手法の予測」を目的に開催された。
先進国、途上国それぞれにおけるLCS実現を目指した研究成果が報告され、その実現に向けた道筋について活発な議論が行われ、議論の結果は、運営委員会のサマリーとしてウェブサイトにアップされている。次回ワークショップは、2007年に英国で開催されることが決まった。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7232
低炭素社会実現へ、日英共同研究プロジェクト発足 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1368-j
登録日時: 2006/09/04 11:58:28 AM
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