2015年12月18日
Keywords: 3R・廃棄物
リサイクルインフラの構築・運営を行う日本環境設計は2015年10月21日、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンとともに、ごみを使用して動く"デロリアン"を走行させるイベントを実施した。イベント実施日は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下、BTTF)Part2」の劇中で描かれていた未来の日付。
車型タイムマシーン"デロリアン"で過去・現在・未来を駆けめぐる人気SF映画「BTTF」シリーズのPart2では、ごみを使用して"デロリアン"を動かすシーンが描かれている。これを、日本環境設計が開発した、衣料品からバイオエタノールを生産するリサイクル技術で実現。燃料である衣料品は、使用済み衣料品・繊維製品回収事業"FUKU-FUKUプロジェクト"が、2015年8月末から実施した回収イベントで全国から回収した。
"FUKU-FUKUプロジェクト"は、繊維製品をリサイクルするために、様々な企業同士が連携し、消費者と一緒になって取り組むプロジェクト。参加企業は、顧客が店頭などに持ち込んだ繊維製品を回収する。日本環境設計では、当日に走行させるデロリアンで日本全国のショッピングモールなどを巡り、回収を呼び掛けるキャンペーンも並行して実施した。