2010年05月01日
Copyright 株式会社良品計画
「無印良品」を中心とした専門店事業の運営、商品企画、開発を行う良品計画は、2010年1月30日から2月14日の15日間、大阪府内の「無印良品」直営店で不要になった服を回収する「FUKU-FUKUプロジェクト」を実施した。
「FUKU-FUKUプロジェクト」は、衣料品の100%リサイクルをめざす取り組み。経済産業省および中小企業基盤整備機構の支援する繊維製品リサイクル・モデル事業の一環として業界を超えた企業が連携。今回の回収実験は、良品計画、ワールド、三菱商事、東レ、帝人ファイバー、東海染工、積水化学工業、日本環境設計が中心メンバーとなり実施した。
回収した衣料品は、自然界に存在する酵素と微生物で分解し、衣料品に含まれる綿をバイオマスエネルギーのひとつであるバイオエタノールとして再生する。バイオエタノールは、工業用エタノールや石油に代わる燃料として利用する。ナイロン、ポリエステルなど、綿以外の素材は再びナイロン、ポリエステルなどの原料へ再資源化。残った材料は熱分解し、燃料等で使うことでほぼ100%リサイクルを実現できる。
環境について、今考えていること
http://ryohin-keikaku.jp/csr/100201.html
登録日時:2010/05/01 06:00:15 AM