生物多様性・食糧・水

2014年08月23日

 

処理下水を農漁業に活用へ 戦略チームが会合

Keywords:    地方自治体  食糧 

 

写真:肥料の販売風景
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佐賀市下水浄化センター他で2014年2月13日から14日、汚泥有効利用を促進する自治体や生産者の会合が開かれた。これは、2013年より国土交通省と日本下水道協会が設けた、下水道資源の有効利用に取り組んでいる地方公共団体等のネットワーク「BISTRO下水道推進戦略チーム」の活動の一環で、今回が3回目の開催。

「BISTRO下水道推進戦略チーム」は、水・汚泥といった下水道資源の有効利用の促進に向けた様々な取り組みの情報を交換。好事例を水平展開しやすくし、食・農業利用を一層進めるとともに、海外展開も視野に入れた取り組みを進める。さらに、食・農業を通じて、未来を担う次世代の下水道・環境への理解を深めることを目指す。

本取り組みにおいて佐賀市下水浄化センターからは、漁業者(主にノリ養殖業者)に迷惑がられていた過剰な放流水や、これまで市外の民間産廃処理場で処理をしていた汚泥を農業に利用する取り組みなどの事例が報告されている。

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