エネルギー・地球温暖化

2014年04月03日

 

2013年平均気温、世界で2番目、日本で8番目の高温を記録

Keywords:  地球温暖化  政府 

 

図:2013 年の年平均気温偏差の分布図
2013 年の年平均気温偏差の分布図
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気象庁は2014年2月3日、2013年の世界と日本の年平均気温について発表した。2013年の世界の年平均気温偏差は+0.20℃で、統計を開始した1891年以降では2番目に高い値となる見込み。同じく日本の場合は+0.34℃で、1898年以降では8番目に高い値となる見込み。

年平均気温偏差とは、1981~2010年の30年平均値を基準値とし、平均気温から基準値を差し引いた値。世界の年平均気温は長期的には100年当たり0.69℃の割合で上昇しており、同じく日本の場合は1.14℃の割合で上昇している。特に1990年代以降、高温となる年が多くなっていた。

近年、世界と日本で高温となる年が頻出している要因としては、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響に、数年~数十年程度の時間規模で繰り返される自然変動が重なったものと考えられている。

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