エネルギー・地球温暖化

2013年02月01日

 

東京都港区 地球温暖化防止と森林整備のため協定木材利用推進方針を策定

Keywords:  地球温暖化  地方自治体 

 

JFS/Tokyo's Minato Ward Establishes Sustainable Timber Policy to Address Global Warming, Improve Forestry
港区立港南四丁目複合施設
Copyright 東京都港区


東京都港区は2012年4月20日、区有施設等の内装を木質化し、木製什器等を積極的に活用する、23区で初めての「港区公共建築物等における協定木材利用推進方針」を策定した。区内の木材利用を促進し、地球温暖化を防止するために、木材による二酸化炭素の固定と日本の森林整備に取り組んでいく考え。

国は2010年10月に、木材の利用の確保を通じた林業の持続的で健全な発展を図り、森林の適正な整備及び木材の自給率の向上に寄与することを目的に木材の活用を推進する、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」を施行しており、これを受けて方針を定めたもの。

同方針には主に3つの特徴がある。(1)区の二酸化炭素固定量の増大を目的に掲げること。(2)区と、伐採後の再植林を保証する協定を締結した63自治体から供給される協定木材を利用促進の対象とすること。(3)公共建築物への木材の利用量の目標を床面積1平方メートル当たり0.005立方メートル以上と定めること。

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