エネルギー・地球温暖化

2012年09月07日

 

日産自動車、EV走行で削減されたCO2を資金にするファンドを設立

Keywords:  地球温暖化  企業(製造業) 

 


日産自動車は2012年6月11日、100%電気自動車(EV)「日産リーフ」走行によって削減されたCO2を活用した個人顧客用の新プログラム「日産ゼロ・エミッションファンド」を立ち上げた。

同ファンドでは、リーフで走行した距離をガソリン車で平均的に排出されるCO2の量に換算し、集約されたCO2の年間総量をCO2排出権として、国内排出削減量認証制度に基づいて一般社団法人低炭素投資促進機構に売却して資金化し、ゼロ・エミッション社会の実現を加速させるための急速充電器の設置と、森林保全活動に活用する。

一般社団法人more treesと協働し、国内で保全が必要とされている森林を対象に、ファンドの売却益を活用して間伐を行い、「リーフの森」として再生していく計画。2012年度は、東京都と神奈川県横浜市の水源地域となっている山梨県の3つの村にある森林を対象とする。

CO2量換算に必要な各車の年間走行距離は、車載の通信ユニットから日産のデータセンターに自動的に集約される仕組みとなっており、顧客の手を煩わせることなく、より正確な走行実績を把握することが可能だという。

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登録日時:2012/09/07 06:00:15 AM


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