2011年06月11日
Keywords: 地球温暖化 企業(非製造業) 再生可能エネルギー 地方自治体
県内有数の温泉地である那須町では、地域ぐるみで「那須温泉地球温暖化対策地域協議会」を立ち上げて活動している。主な活動のひとつとして、源泉から沸き出した直後の熱水や使用後の排水の熱を、シャワー等に使う水道水の加温、暖房等の熱源として活用している。
また、各員のホテル等では、シャワーの排水や温泉の放熱等を利用したヒートポンプを導入して、灯油や重油を燃料とするボイラー設備を補助的に使うだけにしている。こうして温泉の余熱や排熱を利用することにより、従来ボイラー設備の燃料としていた灯油や重油の使用量を減らし、CO2排出量及び燃料費を削減している。
また、同会員の温泉旅館の山水閣では、給湯用熱源を灯油式から木質ペレット式に転換し、燃料には、国内産の端材や間伐材を原料とした木質ペレットを使用している。
同町では、1998年の那須水害で破壊的な打撃を受け、地球温暖化による異常気象が原因ではないかと考え、地域ぐるみでの活動を進めている。
登録日時:2011/06/11 06:00:15 AM
那須温泉地域CO2削減計画
http://www.jccca.org/daisakusen/database/database/
search_detail.php?id=205
新那須温泉供給株式会社
http://www11.ocn.ne.jp/~shinnasu/
那須温泉地球温暖化対策地域協議会
http://www11.ocn.ne.jp/~shinnasu/ondankakyougikai/kyougikai.htm