北九州市　環境技術の移転を支援する「アジア低炭素化センター」開設

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国の環境モデル都市に選定されている北九州市は、アジアの低炭素化を推進し、地域経済の活性化を図るための中核施設として2010年６月４日「アジア低炭素化センター」（愛称：アジア・グリーンキャンプ）を八幡東区の北九州市国際村交流センター内に開設した。

東アジア（中国、韓国、台湾、香港）、東南アジア、BRICsのインドやロシアを主な対象地域とし、日本の環境技術移転を支援、専門人材の育成、アジア諸都市の環境対策や環境ビジネスに関する調査研究、情報発信を通してCO2削減を推進する役割を担う。

国際協力銀行（JBIC）や国際協力機構（JICA）、環境産業に関連する約440の個人・企業・学術機関が参加する「九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ」（K-RIP）、北九州環境ビジネス推進会（KICS）などと連携。企業間連携を図る委員会や研究会の設置、金融支援の仕組みの構築、「アジア環境都市機構」の創設、日中韓10都市からなる東アジア経済交流推進機構の環境部会を活用したビジネス交流等の運営を行っていく。

アジア低炭素化センター
http://www.asiangreencamp.net/index.php
環境モデル都市構想
http://ecomodelproject.go.jp/

登録日時：2010/09/13 06:00:15 AM