生物多様性・食糧・水

2009年08月19日

 

京都市 家庭で使える「雨水貯留施設」に助成金

Keywords:    NGO・市民  地方自治体 

 

雨水有効活用のため、住宅などに設置できる「雨水貯留施設」の助成金制度を設けている京都市で、2009年度分の申し込み受付を4月1日から開始した。

近年緑地の減少の影響により、大量の雨水が市街地に流れ出す都市型水害が多発していることを受け、雨水の流出を減少させ、雨水の有効活用をしようという目的で2005年度から始められた制度。屋根に降った雨を雨どいから貯留タンクに溜めて、溜まった水は花や木の水やりや打ち水に使う。

助成対象者は、京都市公共下水道事業認可区域内の住宅や事業所などに設置する人で、助成金額は、100~500リットルの「雨水貯留施設」を購入するのに要した経費の2分の1で限度額は25,000円。雨水貯留施設を購入する前に、事前相談を受けなければ助成対象とならない。

助成件数は、2006年度が58件、2007年度が72件、2008年度が95件と年々増えており、2009年度は先着順で100件を受け付けるが、応募の件数は2009年7月31日現在で既に100件に近付いている。

雨水利用の取り組みNo.6 (2003年2月号)
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/
027223.html

購入費助成で雨水タンク普及 神戸(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023539.html

登録日時:2009/08/19 06:00:15 AM

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