2004年12月07日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(製造業) 地球温暖化 環境技術
植物原料プラスチックを用いた製品やその包装材への導入を積極的に進めてきたソニーは、2004年9月、植物原料プラスチックを使用した非接触ICカードの開発に成功したことを発表した。
主原料であるポリ乳酸と副原料の選定を工夫し、配合比率、配合方法およびカード製造方法において試行錯誤を繰り返し、技術の開発に成功した。通信特性・信頼性・機械的な強度などの面でも、現在の非接触ICカードと同等の性能を維持している。
この新技術を用いた非接触ICカードは、厚み・容積に占める約90%(全質量の約75%)が植物由来の材料であり、枯渇性資源使用の削減・温室効果ガス発生の低減・リサイクル性・化学物質の安全性などの環境面において優位に立っている。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200409/04-045/index.html
登録日時: 2004/12/07 12:40:29 PM
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