2003年09月27日
「2003年8月25日正午に東京が晴れだったら、みんなで表に水をまこう」??東京で、ヒートアイランド現象に挑む、壮大で爽快な社会実験が計画されている。
「打ち水」とは、ほこりをしずめたり、涼しくしたりするために、庭や道などに水をまくことで、かつての日本ではどこでもおこなわれていた。この江戸時代の知恵が、ヒートアイランド現象の有効な解決策の一つになるかもしれない。
試算では、1平方メートルあたり1リットルの打ち水で、地上気温を2度以上は下げられる計算だ。その時刻に気温が2度下がると、最大電力を4%程度削減できるという。この「みんなで打ち水」作戦がどのくらい有効か、国土交通省が調査に協力する予定。
またこの計画は、風呂の残り水や雨水など水の二次利用、再利用を進める試みでもある。
http://www.uchimizu.jp/
登録日時: 2003/09/27 11:51:50 AM
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