エネルギー・地球温暖化

2018年06月18日

 

海洋研究開発機構、北極圏陸域における夏季の温暖化と乾燥化を初めて示す

Keywords:  地球温暖化 

 

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イメージ画像:Photo by Billy Lindblom. Some Roghts Reserved. 

海洋研究開発機構は2018年3月7日、北極圏陸域の夏の気温が15年間で約2℃上昇していて、夏季の温暖化が進行していること、また温暖化に伴って乾燥化が生じていることを発表した。

同機構の北極環境変動総合研究センターの研究グループは、北極圏陸域の約8割の面積を占める北極ツンドラ域(約553万平方キロ)を対象として、2002年から2016年までの過去15年間の、衛星観測データと陸面再解析データを統計解析。年平均気温には温暖化の兆候が無いにも関わらず、夏季(6月~8月)平均気温が北極ツンドラ全域で約2.0℃上昇していることを初めて示した。

さらに温暖化に伴って蒸発散量が増加していることを明らかにし、蒸発分や河川等への流出分を差し引いた陸水貯留量のデータを分析。過去15年間で、水の高さに換算すると約2センチ(約1100億トン)の乾燥化が生じていたことを示した。ここでの乾燥化は湿地面積の減少により、地表面の温度を増加させ、温暖化を加速する。

夏季の温暖化は永久凍土の融解を加速させ、地中に閉じ込められた温室効果ガスを放出させることで地球温暖化を加速させる可能性があり、今回の研究が地球温暖化等全球規模の気候変動解明にも繋がると考えられる。今後、北極圏の温暖化メカニズムをより詳細に分析するほか、湿地や湖沼、植生の影響についても評価していくとしている。

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