政策・制度・技術

2013年08月29日

 

もう1つの参院選、未来の有権者1万人が投票

Keywords:  政策・制度  NGO・市民  教育 

 

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未成年の青少年を対象に、政治への関心を喚起するプログラムを提供する「模擬選挙推進ネットワーク」は、2013年7月21日に投開票された第23回参議院選挙に合わせた模擬選挙(後援・文部科学省ほか)を実施した。小学校から大学まで過去最多となる34校から11,113名が投票し、約4割の票を集めた自民党が「圧勝」した(2013年7月26日の速報値)。

参加した子どもたちからは、「初めて政治について考えた」「1票の重みを体感できた」など、模擬選挙の機会を前向きにとらえる感想や、「各党の演説で、大人には元気に挨拶するのに、未成年の学生には見向きもしない」など、候補者に対する注文も聞かれた。実施校の教職員から寄せられた声からは、期末試験と時期が重なり、「投票率」アップに苦慮する様子も伺える。

模擬選挙推進ネットワークは、2002年の町田市長選挙を皮切りに、これまで7回の国政選挙を含め計20回以上の選挙を対象に模擬選挙を実施。同ネットワークでは今後、より多くの子どもたちが参加できる実施方法を模索するとともに、選挙権年齢の引き下げも議論されるなか、学校に対して模擬選挙への理解促進をいっそう求めていきたいとしている。

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