市民社会の動き

2013年05月10日

 

日本初!市民による政治団体「緑茶会」誕生

Keywords:  市民社会・地域  NGO・市民 

 

JFS/Japan's First Citizens' Political Group Established
Copyright 緑茶会


脱原発を実現できる政治家を応援する政治団体として、市民有志による「脱原発政治連盟(通称・緑茶会)」が設立され、2013年4月24日、東京で立ち上げ集会が行われた。こうした団体の設立は国内では初の試み。

「緑茶会」は政党ではなく、自ら候補者を擁立することはない。複数の政党や候補者の中から脱原発を志す候補を選び、資金調達や有権者名簿の作成など、選挙活動への協力を通して一人でも多くの推薦候補者を国政選挙で当選させるために活動する。また、脱原発政策基本法をはじめとして、脱原発を実現する法制度への働きかけも同時に行っていく。

立ち上げ集会に集まった呼びかけ人や推薦候補者からは、「従来の市民運動では、身近な人と政治を語り合う機会が少なかった。まずは市民同士で政治の話をする場が必要」「立候補に必要な供託金が他国に比して高すぎる。選挙の制度自体を改めるべき」といった声があがった。

代表を務める竹村英明氏は、「脱原発勢力が分散したままでは政治は変わらない。市民の力を合わせて脱原発の政治的な力をつけていきたい」と、夏の参議院選挙への意気込みを語った。

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