市民社会の動き

2013年05月04日

 

党派を超えた新しい政治の流れを

Keywords:  市民社会・地域  NGO・市民 

 

JFS/New Political Wind in Japan Crosses Party Lines

2013年夏の参議院選挙に向けて、脱原発・反TPP・格差是正・平和をめざす勢力の連携をめざし、2013年4月22日、シンポジウム「どう動かす? これからの政治 MovingJapan」が東京で開催された。

2012年の衆議院選挙では、リベラル派といわれる議員が大敗し自公政権が復活。原発再稼働にとどまらず、原発新規建設にも言及する現政権に危機感を覚える市民や自治体議員が中心となって主催した。

パネリストとして登壇したのは、脱原発政策の法制化に賛同する会派からの現職国会議員と、次期参院選への出馬を決めた自治体議員など計6名。2012年の衆議院選挙で脱原発をかかげる政党が乱立し、原発政策の転換を願う世論の票が割れたことを踏まえ、約2時間のディスカッションでは、党派を超えた団結が不可欠という点では概ね合意を見たものの、具体的な連携のあり方を探るには至らなかった。

次期参院選ではインターネットを使った選挙運動が解禁される。登壇者から会場に「SNSの力が発揮される。みなさんの力を結集してほしい」と呼びかける場面もあり、党派を超えた連携に向けて、一人ひとりの市民参加が求められることを印象づけた。

English  

 

参照元

Moving Japan


 

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