エネルギー・地球温暖化

2011年06月01日

 

ハザマ 土木工事のCO2等排出量削減を支援するシステムを開発・実用化

Keywords:  地球温暖化  企業(非製造業) 

 

JFS/Japanese Construction Company Develops System to Help Reduce CO2 Emissions
設備に省電力照明を導入した例: Copyright 株式会社間組


建設大手ハザマは2010年11月4日、土木工事のCO2等排出量を算定し、削減を支援するシステム「ハザマ建設ECO診断」を開発・実用化したことを発表した。

土木工事は建築工事に比べ工事費あたりのCO2排出量が多いとされている。同社は土木工事の技術提案を行う際に、当該工事におけるCO2排出量の見える化をすばやく行えるシステムが必要だと考え、同システムを開発した。

システムはCO2等排出量を算定するプログラムと、CO2等の削減手法をとりまとめたデータベースから構成。積算データから工種別および建設機械別のCO2排出量を算定して表示するため、どの工種、どの建設機械がどれだけ排出するかが明らかにできる。SOx(硫黄酸化物)、NOx(窒素酸化物)やばいじんの大気汚染物質の算定もできる。

技術提案担当者はデータベースから効果的な削減手法を選定し、CO2等削減を配慮した技術提案が行える。同社は本システムを技術提案部門だけでなく、施工部門にも活かしていきたいとしている。

登録日時:2011/06/01 06:00:15 AM

English  

 

参照元

土木工事におけるCO2等環境負荷量診断システム「ハザマ建設ECO診断」の開発・実用化
http://www.hazama.co.jp/pressrelease/2010/101104.html


 

このページの先頭へ