エネルギー・地球温暖化

2011年04月03日

 

家庭でのCO2削減に現金支給、広島市で始まる

Keywords:  地球温暖化  NGO・市民  地方自治体 

 

JFS/Hiroshima City Starts Cash Payment Program for CO2 Reduction at Home
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市民参加型のCO2排出量取引制度として、家庭での省エネ取組によるCO2削減に対し現金やサービス券(HOPES券)を支給する試みが2010年より広島市で始まった。HOPES券は市内協賛店での商品の割引や交換などに利用できる。

2010年度は、前年同月と比較した電気・都市ガスの11月と12月、2ヶ月分の使用量が対象となる。事前に参加申込をした約1000世帯のうち、使用量を報告した市民に使用量削減の有無に係らずHOPES券2枚を支給。削減量1キロにつき5円と計算し、合計換算額が200円以上の場合は削減量に応じた現金を支給し、200円未満の場合はHOPES券1枚を支給する。

家庭で削減したCO2削減量は今後市内の企業に販売し、企業は購入したCO2削減量を自社の排出量から差し引くことができる。

参加資格は20歳以上の広島市民で、1年以上継続して現在の住居で暮らしている人。市は来年度以降、期間や規模を広げて行く方針で2012年まで実施の予定。

東京都 CO2排出量削減義務を条例化全国初(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024908.html

登録日時:2011/04/03 06:00:15 AM

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