エネルギー・地球温暖化

2009年05月21日

 

京都市、インターネット版環境家計簿を開設

Keywords:  地球温暖化  NGO・市民  地方自治体 

 

京都市では、家庭部門からの二酸化炭素排出量削減に向け、環境家計簿を活用した省エネ対策を進めようと、2009年3月16日より「インターネット版環境家計簿」を開設した。「環境家計簿取組5万世帯の達成」を目標に掲げている。

同市では、京都議定書が採択された翌年の1998年度から、冊子タイプの環境家計簿を作成し、市民に利用を呼びかけている。これまでに、各自のエコライフ度を診断する「入門版」、1週間から2週間程度の短期間で手軽に取り組める「普及版」、2カ月かけて60項目にじっくりと取り組む「本格版」、さらに子どもの視点から取り組む「こども版」を作成した。

2009年2月現在、冊子タイプの環境家計簿を活用している世帯は、約1万8,000世帯に上るが、利用者の裾野をさらに広げるため、新たに「インターネット版」を開設した。

「インターネット版」は、ネット上で各家庭の電気やガスの使用量を入力すると、標準世帯との比較結果や、省エネのためのアドバイスなどが瞬時に表示される。また、継続的に取り組んだ場合には、月別の二酸化炭素排出量の変化がグラフで表示され、太陽光発電設置家庭では、その利用効果も反映される仕組みとなっている。

下関市、インターネット版環境家計簿開始(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023385.html
京都市環境家計簿
http://www.doyoukyoto.com/

登録日時: 2009/5/21 06:00:15 AM

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