エネルギー・地球温暖化

2009年02月14日

 

経済産業省 カーボンフットプリント制度開始に向けた検討進める

Keywords:  地球温暖化  政府 

 

経済産業省は、CO2排出量「見える化」の一手段として、カーボンフットプリント制度開始に向け検討を行っている。2008年6月に「カーボンフットプリント制度の実用化・普及推進研究会」、7月に「CO2排出量の算定・表示・評価に関するルール検討会」を立ち上げ、具体的ルールの検討を進めている。今後、2008年度末までに検討内容の最終報告を策定、2009年度から試行事業を開始する予定。

カーボンフットプリント制度とは、商品やサービスのライフサイクル全体にわたって排出されるCO2排出量を、商品に貼付するなど消費者の目に見える形で表示し、消費者には環境負荷の低い製品の選択を、事業者には製品の環境負荷削減努力を促すための仕組み。

検討の一環として、制度開始に先駆け、カーボンフットプリントマークを貼付した試作品が2008年12月のエコプロダクツ展で展示される。食料品、文具、日用品など約30社・50品の商品が出品予定で、商品には、一般公募を通じ選定された、体重計を模した形の統一マークが貼付される。また同展への来場者に対し、カーボンフットプリント制度及び試作品に対するアンケート調査を行い、検討のための資料とする。

関連資料
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/
data/g81114aj.html

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/
data/g80911aj.html

登録日時: 2009/02/14 06:00:15 AM

English  

 


 

このページの先頭へ