エネルギー・地球温暖化

2008年11月28日

 

国交省 「住」で10プロジェクトを採択

Keywords:  地球温暖化  企業(非製造業)  政府 

 

国土交通省は2008年度「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」の公募を行い、第1回として2008年6月に採択プロジェクトを決定した。新築、改修、マネジメントの3部門に分け、(独)建築研究所の評価結果を踏まえて、応募総数120件の中から10件を決定した。本事業は、家庭や業務部門でCO2排出量が増加傾向にあるため、省CO2の実現性に優れた住宅、建築プロジェクトに国が費用の一部を補助するもの。

新築部門の建築物で採択された神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクールでは、太陽光発電やクールチューブを導入する保育所、幼稚園、小学校の建築を提案して、子どもたちの環境教育にもつなげていくという考え。新築部門の住宅では、アルミ素材を生かした環境共生住宅を開発した宮下智裕/アトリエ・天工人、ハイブリッド換気住宅によるゼロエネルギータウン・プロジェクトを提案したパナホームなどが選ばれた。

また改修部門としては、既存の熱源システムを大規模に改修するという中央大学が選ばれ、他のキンパスへの波及効果も大きいという評価を得ている。

平成20年度(第1回)住宅・建築物省CO2推進モデル事業の採択プロジェクトの決定について
http://www.mlit.go.jp/report/
press/house04_hh_000011.html

独立行政法人 建築研究所
http://www.kenken.go.jp/
パナホーム
http://www.panahome.jp/index.htm
神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール
http://www.dskobe.org/index.html
アトリエ・天工人
http://www.tekuto.com/
環境省、CO2削減住宅を対象に40万円補助 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023821.html

登録日時: 2008/11/28 06:56:09 AM

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