ニュースレター

2004年01月01日

 

エコプロ展2003 JFS参加報告

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JFS ニュースレター No.16 (2003年12月号)

先月号のニュースレターでもお知らせをしていた第五回エコプロダクツ展が、12月11日-13日に東京ビックサイト(有明、東京)で開催されました。

この展示会は、日本中から企業やNGO、地方自治体や教育関係者、学生(小学生から大学生まで)まで様々なプレイヤーが集まり、ブースを設置して商品や活動を紹介しつつ、グリーン購入や環境ビジネス、環境教育に関するワークショップを開催し交流するイベントです。(昨年度のレポートもで見ることができます)。
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/027215.html

第五回目を迎えた今年は、昨年より多い400以上の企業やNGOが参加し、一般消費財、燃料電池、産業材など、幅広い製品・サービスを展示し、3日間で大人から子供まで合わせて11万4000人の来客が来場しました。

この舞台においてJFSは、NGOエリアにブースを出展して活動をご紹介する他、会場全体のインフォメーションブースで外国人向けの英語でのご案内を提供。また12日(金)には、外国人の来場者向けにJFS英語ガイドツアーを、13日(土)にはJFS1周年ツアー&シンポジウムを開催し、コミュニケーションの場作りに参加しました。

英語ガイドツアーには、スウェーデン、ドイツ、米国、イスラエル、フィリピン、オーストラリアなど数ヶ国から計17名の方が参加。二つのチームに分かれ、ご協力を申し出ていただいたJR東日本(株)、凸版印刷株式会社、株式会社グレイス、日本政策投資銀行、東京電力株式会社、リコー、セイコーエプソンさんのブースを訪問し、それぞれの環境活動のあり方についてご説明を頂き、その後に質疑応答とディスカッションを致しました。

以下に、コメント掲載を了承頂いた参加者の声の一部をご紹介させていただきます。

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Monika Fimpel氏(ドイツ出身、東京在住)
「エコプロ展は非常に興味深く、自分自身の助けになります。また、ツアーを開催してくださり大変感謝しています。特に日本政策投資銀行とリコーに興味を持ちました。今後は、より小さい企業を取り上げてくださると嬉しい。例えば、共同組合方式で運営する衣類関係の会社など。それと、イヤホンの改善を望みます。」

Margareta Groth氏(政府勤務、スウェーデン在住)
「JR東日本とセイコーエプソンに興味を持ちました。JRは特に興味深い!」

Daniel Beck氏(ビジネスマン、イスラエル出身、埼玉在住)
「私自身の要望としては、もっと小さな企業の取組みについて知りたいと思う。大企業は広報目的でやっているが、小企業はもっとリアルに思えるから。エコプロ展は、ぜひ第三世界も巻き込んでください。」

Nicholas Charpentier氏(学生、オーストラリア在住)
「私企業と政府系の企業、また、大きな企業とそうでない企業の両方の環境ソリューションが見れたことがよかった。リコーの取組みに特に関心をもったが、製造業でゼロエミッションが可能であるとは知らなかった。今後の良い手本となるのでは。」

ビジネスマン(アメリカ出身、日本在住)
「ツアーは非常に興味深く、学ぶことが多かった。特にJR東日本、凸版印刷、東電、リコーに興味を持った。」

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コメント引用ここまで

また13日(土)には、「がんばっている日本を世界はまだ知らない-日本の向かう持続可能な社会とは」と題して、一般公募で参加者を募りツアーとシンポジウムを開催致しました。ツアーでは、デザイン、スローライフ、センスウェア、ソーシャルウェアという4つのテーマに分かれ、その分野の達人1名がツアーコンダクターとなって参加者10名とともに3-5つのブースを訪問し、その分野の「今」を検証。そして午後には、ツアーコンダクター合計4名がパネリストとなり、それぞれの分野のこれからと、持続可能な日本の姿を語りあいました。このシンポジウムの詳細については後ほどJFSのホームページでさせていただきます。どうぞご期待ください。

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