3R・廃棄物

2008年07月28日

 

イオン 豚肉の「リサイクル・ループ」循環型モデル構築

Keywords:  3R・廃棄物  企業(非製造業)  食糧 

 

国内小売大手のイオンは2008年5月30日、改正食品リサイクル法の「再生利用事業計画」の認定を取得し、これを利用した循環型モデル「リサイクル・ループ」により、食品残さのリサイクル飼料で飼育された豚肉を販売することを発表した。

同社の認定は2007年12月の「改正食品リサイクル法」施行後、小売業では初。「再生利用事業計画」の認定を受けたことにより、市町村の枠組みを越えて食品残さの回収が可能となる。従来は食品をリサイクルして飼料にするには焼却処分の2倍の費用がかかっていたものが、効率的に回収できることで、費用が焼却処分と同程度に抑えられる。また、飼料化することで、焼却処分する際に発生するCO2も削減できるとしている。

今回認定された千葉県の「リサイクル・ループ」では、県内の25店舗からの食品残さを液状飼料工場へ運送し、収集した食品残さを液状飼料として飼料化する。その飼料を用いて飼育された豚肉を、関東の55店舗で6月より販売する。同社では、これをモデル事業として順次全国に拡大し、循環型モデルを構築していきたいとしている。



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登録日時: 2008/07/28 10:55:05 AM

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