生物多様性・食糧・水

2007年02月26日

 

イオン、海のエコラベル製品を660店舗で販売

Keywords:  食糧  企業(非製造業) 

 

イオンは2006年11月29日より、同社の「ジャスコ」「マックスバリュ」など約660店舗において"海のエコラベル"といわれるMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)認証を取得した魚介類の販売を開始した。

MSCは、自然破壊につながる方法に頼らず、資源利用の持続性と環境保全に配慮した漁業に認証を与え、そこで漁獲された魚介原料のみを使用し、製品化されたものにMSCエコラベルを与える国際的な認証団体。同団体は、各国で資源・環境配慮型の漁業を認証する認証機関を認定し、その機関が実際の現場で漁業の認証を行っている。

同社で取り扱いを開始したのは、アラスカ産塩紅鮭、いくら醤油漬をはじめ、塩たら、たらこ、辛子明太子など全10品目。また、同社は2006年11月20日、国内の小売業としては初めて、MSC認証を受けた魚介類が、水揚げ後に非認証製品と混ざらずに正しく加工・流通されるためのライセンスである「MSC CoC (Chain of Custody)」認証を取得した。

同社は、CoC認証を取得することで、MSCエコラベル付商品を販売するだけではなく、自社で加工ができることを生かして、顧客の要望により応えられる品揃えの実現をめざしている。




http://www.msc.org/jp/pdfs/20_11_2006_Aeon-MSC_announcement_JP.pdf
MSCラベル水産物の販売、日本でも始まる (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1480-j


登録日時: 2007/02/26 02:25:05 PM

英語記事はこちら


 


 

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