エネルギー・地球温暖化

2008年07月26日

 

北海道 「北海道環境宣言」で環境政策を加速

Keywords:  地球温暖化  3R・廃棄物  地方自治体 

 

北海道は2008年4月21日、「北海道環境宣言」を発表した。持続可能な社会を築きあげていくため、北海道の風土にふさわしい真の豊かさが感じられ、環境と調和する「エコアイランド北海道」づくりに向けての決意をまとめたもの。同日、これを記念するシンポジウムではJFS共同代表の枝廣淳子が基調講演を行った。

同宣言では、地球を守る心、もったいない心、自然と共生する心を大切にしながら、以下8つの行動の実践を謳っている。道民一人一日10%(1.1Kg)の二酸化炭素削減、オフィスや事業所の省エネや省資源の推進、道民一人30本植樹運動の実践、道民一人一日10%(80g)のごみの削減、資源を地域内で循環させる地産地消の推進、北海道をきれいにする清掃活動、自然の素晴らしさにふれ、身近な川や湖を守る環境保全活動、環境と調和した農林水産業や観光業の推進。

道では、環境問題が主要なテーマとなる北海道洞爺湖サミットを契機に、地球温暖化モニタリングネットワークの構築、バイオエタノール活用・普及、エコポイントシステムのモデル事業、リサイクル関連産業の総合展開、知床ルールの確立と全道展開、流域の協働による水循環の確保、環境貢献企業認定制度の創設、エコイベント指針の策定、道職員による環境行動の率先実行などを推進し、環境政策を一層加速・充実させる考え。



http://www.japanfs.org/en/public/gov_18.html


登録日時: 2008/07/26 10:07:12 AM

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