エネルギー・地球温暖化

2008年07月05日

 

INAX CO2排出量80%減に向け、新『環境宣言』の活動をスタート

Keywords:  地球温暖化  企業(製造業) 

 

建材や住宅設備機器の大手企業であるINAXは2008年3月4日、4月1日より「サステナブル・イノベーション部」を新設した新しい組織体制のもと『第10次中期経営計画 環境宣言』(以下、新『環境宣言』)の活動を開始することを発表した。新『環境宣言』は、2005年4月から取り組んできた「第5次環境宣言」の活動を継承しながら、地球環境問題への取り組みを強化するもので、国内外の子会社を含むINAXグループ全体で実施の予定。

地球温暖化防止のためのCO2排出量削減は企業の使命であるという理念に基づき、INAXグループ全体でのCO2総排出量を1990年比で、2010年には19.1%、2050年には80%削減することを目指す。

この目標の実現のため、使用するエネルギーや資源を極限まで抑えた「モノづくりの究極のスリム化」を行うほか、CO2を出さない独自のシステムづくりを目指し、家庭でのエネルギー使用量を半減するためのエコ商品(環境負荷の低い商品)の生産と販売を強化する。また、廃棄物削減と資源再生を通じての循環型社会の構築にも貢献していく。

さらに、地球市民として生態系維持の重要性を認識し、生態系との関わりを意識した活動を推進する。具体的には、それぞれ県に協力する形で、愛知県「海上(かいしょ)の森」と三重県伊賀市の一部地域で、社員による森林保全活動や環境教育活動をスタートさせる。



http://www.inax.co.jp/company/news/2008/060_eco_0304_203.html


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登録日時: 2008/07/05 04:33:30 PM

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