エネルギー・地球温暖化

2008年01月05日

 

低公害車保有台数や渋滞緩和など ヒートアイランド対策の進捗公表

Keywords:  地球温暖化  政府 

 

政府のヒートアイランド対策関係府省連絡会議は2007年7月18日、2004年3月策定の「ヒートアイランド対策大綱」に基づき実施された2006年度のヒートアイランド対策の進捗状況の点検結果をとりまとめ、公表した。

「人工排熱の削減」の分野で、特に低公害車の普及について、自動車税・自動車取得税に関する優遇措置等により、低公害車の保有台数が2006年度末時点で約1,440万台となり、業績指標である1,000万台(2010年度)を大きく上回った。

また、交通流対策について、高度交通情報通信システム(VICS)の整備等により、道路渋滞による損失時間が33.1億人時間/年(約13%削減)となり、38.1億人時間/年(2002年度)に対する10%削減の業績指標が達成された。さらに、「ライフスタイルの改善」の分野でも、クールビズの推進など普及活動が着実に推進されていることが示された。

「ヒートアイランド対策大綱」は、(1)人工排熱の低減(2)地表面被覆の改善(3)都市形態の改善(4)ライフスタイルの改善を対策の柱として、実施すべき具体的施策と業績指標を掲げ、さらにヒートアイランド現象の観測・監視体制強化および調査研究推進にも取り組むとしたもの。



http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8588


http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=9863&hou_id=8588


登録日時: 2008/01/05 02:39:44 PM

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