エネルギー・地球温暖化

2007年11月30日

 

帝人、2020年までにCO2を20%削減

Keywords:  地球温暖化  企業(製造業) 

 

帝人グループは2007年7月24日、国内においてCO2排出量を2020年までに1990年対比20%以上削減することを新たな目標に掲げた「環境経営宣言」を発表した。また、会社組織としての取り組みのみならず、社員一人一人にまで"環境経営"の浸透を図るため、全社員参加によるレジ袋削減運動「みどリング大作戦!」を新たに展開する。

同グループの環境経営は、(1)環境保全(2)環境配慮設計(3)環境ビジネスの3つの柱から構成される。「環境保全」では、日常の事業プロセスにおいてCO2排出削減など環境負荷を低減する。「環境配慮設計」は、環境負荷の低減を製品・プロセス設計に反映するもので、近く環境配慮設計に関するガイドラインを制定する。「環境ビジネス」では、同グループの強みを活かした特徴ある新事業を生み出していく。

「みどリング大作戦!」は、社員にエコバッグを配布し、社員がコンビニやスーパー、書店などで削減できたレジ袋の枚数を申告し、グループ全社員でのレジ袋削減量をガソリンに換算して、自動車で地球1周を目指すというもの。ゲーム感覚で地球環境保護への貢献効果を実感することで、社員一人一人の"環境経営"への参画意識を醸成する。



登録日時: 2007/11/30 11:46:02 PM

英語記事はこちら


 


 

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