3R・廃棄物

2007年07月21日

 

天ぷら油でエネルギーを自給 「アースデイ東京」

Keywords:  3R・廃棄物  NGO・市民 

 

毎年4月22日のアースデイには、日本各地で持続可能な社会を表現する様々なイベントが開催される。東京・代々木公園をメイン会場とした「アースデイ東京」では、エネルギーアクションとして、2006年より「東京油田開発 天ぷら油リサイクル大作戦」を展開し、「アースデイ東京」で使われるエネルギーの自給を目指している。

「東京油田開発 天ぷら油リサイクル大作戦」は、家庭で使い終わった天ぷら油を回収し、代々木公園会場のステージや、飲食ブースで使用する電気の発電、バスの燃料にリサイクルするというもの。日本の家庭から捨てられている使用済み天ぷら油は、年間20万キロリットルに上るといわれているため、エネルギー資源としての有効活用を促進したい考え。

2007年のアースデイでは、この取り組みに共感した多くの市民の協力により、使用済み天ぷら油1200リットルを回収し、イベントで使われたエネルギーの自給にも成功した。使用済み天ぷら油の回収は、イベントが終わった現在も、国連大学ビル1Fにある地球環境パートナーシッププラザや、新宿の経王寺などで継続的に行われている。



http://earthday-tokyo.org/




登録日時: 2007/07/21 03:15:04 PM

英語記事はこちら


 


 

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