エネルギー・地球温暖化

2007年01月08日

 

2005年度の温室効果ガス排出量は前年比0.6%増加、1990年度比8.1%増

Keywords:  地球温暖化  政府 

 

環境省は2006年10月27日、2005年度の温室効果ガス排出量の速報値を発表した。総排出量は13億6400万トン(CO2換算、以下同じ)で、04年度の総排出量に比べると0.6%増加しており、京都議定書の規定による基準年(1990年度)の総排出量に比べると、8.1%上回っている。

前年に比べての増加は、運輸部門で減少した一方で、厳冬などによって、家庭部門、業務その他部門のエネルギー消費に伴うCO2排出量が大きく伸びたことによるところが大きい。

エネルギー起源CO2の排出量は12億600万トンで、前年比0.8%の増加。部門別の内訳では、産業部門(工場等)4億6600万トン(前年比0.2%増)、業務その他部門(オフィスビル等)2億3400万トン(3.1%増)、家庭部門1億7500万トン(4.5%増)であり、一方エネルギー転換部門(発電所等)7440万トン(0.6%減)、運輸部門(自動車、船舶等)2億5700万トン(1.8%減)であった。運輸部門では、自家用自動車からの排出量減少の影響が大きかった。



http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7628




登録日時: 2007/01/08 11:06:33 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ