2006年12月25日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(非製造業) 再生可能エネルギー 環境技術
「ほっかほっか亭」「やよい軒」を運営するプレナスは2006年9月5日、フレートライナーサービスと共同で「廃食用油リサイクルシステム」を構築し、平成19年1月より九州・山口地区で本格導入すると発表した。
同社が運営する各店舗から出る廃食用油を回収して、専用施設「プレナスエコステーション」で精製し、生産されたバイオディーゼル燃料(BDF)を、同社の商品を各店舗に配送する車両の燃料として再利用するしくみ。
これにより、店舗からでる廃食用油をリサイクルでき、チェーン店という特性を生かし、同じ品質の廃食用油から品質、量ともに安定したバイオディーゼル燃料を製造できる。バイオディーゼル燃料のCO2の排出量はゼロカウントとされているため(カーボンニュートラル)、地球温暖化防止に繋がり、廃食用油をバイオディーゼル燃料化することで、限られた地球資源の使用量を減らすことができる。また、同社にとっても、原油高による配送費の上昇を抑制できるメリットが生まれる。
今後、本システムを来年中に順次拡大し、東日本地区にも広げていく考えで、埼玉県の物流センター内にバイオディーゼル燃料製造施設を建設する予定。
http://www.plenus.co.jp/ir/irnews/index.php?action=pdf&id=42
登録日時: 2006/12/25 06:46:33 AM
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