エネルギー・地球温暖化

2006年03月04日

 

気象庁、温暖化と異常多雨の関連性を指摘

Keywords:  地球温暖化  政府 

 

2005年10月28日、気象庁は異常気象や地球温暖化についてまとめた「異常気象レポート2005」をホームページ上に公表した。

1998年-2004年にかけての異常気象の概要として、「異常高温の多発」「異常多雨の発生頻度が異常少雨を上回る」「春に異常多照が多発」「台風の発生数は少ないが、上陸・接近数は減っていない」という4つの項目を挙げている。特に、この6年間の全国約130地点での月降水量をみると、異常多雨の総発生件数は549件と異常少雨の349件を上回り、平均的な異常多雨の発生件数より多かったことがわかり、温暖化と異常多雨の関連性が指摘された。

気象庁は、国内外の100年を超える長期間の気候状態などに関する監視や最新の予測結果などを総合的に解析し、1974年以来5年ごとに本レポートを刊行しており、今回のレポートは7回目にあたる。



http://www.jma.go.jp/jma/press/0510/28a/report2005.html


http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/climate_change/


登録日時: 2006/03/04 10:30:19 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ