2006年01月30日
Keywords: 3R・廃棄物 NGO・市民 地球温暖化 大学・研究機関
香川県高松市で2005年10月から、飲食店で通常は無料で提供される割り箸ではなく、自分で持参したマイ箸を使うと、お得なサービスが受けられるしくみが始まっている。客がマイ箸を持参すると「コーヒーおかわり自由」「一品サービス」などの特典が受けられる。
市内で、リサイクル商品や自然食品の販売などを行う店「元気の種」の代表寺山喜博氏と香川大学の学生数人が、割り箸の使用を減らそうと、「二本!?マイ箸協会」を設立し、居酒屋や和食レストラン、喫茶店などの飲食店に、宣伝効果も期待できることをアピールし、「香川からマイ箸ブームを盛り上げよう」と働きかけた。
協会では、サービスが受けられる店がわかるように「マイ箸マップ」も作成し、商店街で配布したり、地域のさまざまな店に置いてもらっている。
寺山氏によると、この試みは賛否両論あるものの、マイ箸持参者は確実に増えているという。この活動を通し、森林保護や地球温暖化防止はもちろん、物を大切にする心を伝えていきたいとしている。
http://www.myhashi.net/new.html
登録日時: 2006/01/30 09:50:24 AM
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