エネルギー・地球温暖化

2005年11月20日

 

政投銀、「日中CDM促進会議」を北京で開催

Keywords:  地球温暖化  政府 

 

日本政策投資銀行(政投銀)と中国国家開発銀行(中国開銀)は、2005年6月28日に北京で、京都議定書に基づく「クリーン開発メカニズム(CDM)」を中心とした排出権取引についての「日中CDM促進会議」を開いた。日本側からは日本カーボンファイナンス(JCF)、中国側からは国家環境保護総局や国家気候変化対策強調小組等が参加した。

同会議では、両国の環境政策やCDMへの取組についてそれぞれが紹介するとともに、日本の排出量削減義務につながる具体的プロジェクトの掘り起こしや両国の協力の進め方等について意見交換が行われた。

中国政府は2004年6月にCDMプロジェクト管理のための国内法を制定し、京都メカニズムを活用した温暖化ガスの削減効果を見込んでいる。中国開銀は中国国内の主要経済開発プロジェクトへ資金供給しており、そのネットワークがCDMプロジェクト形成に活用できる。

JCFは、政投銀、国際協力銀行、民間企業31社が設立した「日本温暖化ガス削減基金」の運営会社で、各国よりCDM等を通じた排出権の買い取り業務を行っている。政投銀は、これまでの中国開銀との関係を生かして、JCFの中国における業務を支援し、促進を図る考え。



http://www.dbj.jp/news/archive/rel2005/0621.html


北海道電力、「日本温暖化ガス削減基金」へ出資 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/917-j


登録日時: 2005/11/20 09:36:30 AM

英語記事はこちら


 


 

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