エネルギー・地球温暖化

2005年11月16日

 

保水性舗装と散水でヒートアイランド対策

Keywords:  地球温暖化  地方自治体  政府 

 

国会議事堂周辺におけるヒートアイランド対策として、保水性舗装工事と散水置設置を進めてきた東京都と国土交通省は、2005年7月29日、散水を開始した。道路中央分離帯に設置した散水装置により、自然降雨の不足分を散水し、アスファルト舗装のすき間に入れた保水材に水を蓄える。水が蒸発するときに周りから熱を取るため、路面の温度が下がるしくみ。

散水用の水は湧水をポンプでくみ上げて使い、太陽光と風力による発電装置「ハイブリットタワー」で得る電力を活用する。

この夏の散水期間は、9月23日までの約2ヶ月間で、対象区間は、国会議事堂議員会館の間、約350メートル。今回のヒートアイランド対策により、一般的な舗装路面と比較して約9℃温度を下げることができた。



http://www.ktr.mlit.go.jp/kangi/tech/develop/develop04.htm




登録日時: 2005/11/16 02:28:02 PM

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