エネルギー・地球温暖化

2005年11月09日

 

東芝、二酸化炭素を年間50万トン削減し、2010年度に25%削減へ

Keywords:  地球温暖化  企業(製造業) 

 

東芝グループでは、「エネルギー起源CO2排出量の実質生産高原単位を1990年度比で2010年度に25%削減する」目標を達成するために、2010年度の排出予測値に対して年間排出量で50万トン程度のCO2削減をめざして取り組みを進めている。この目標は、2005年3月に発表した第4次環境ボランタリープランで地球温暖化防止の分野で設定したもの。

同社グループでは、半導体や液晶デバイス部門からのCO2排出量が全体の大半を占めているが、今後もこれらの分野の成長と共に排出量の増加が予測されており、エネルギー消費が特に大きい半導体クリーンルームの省エネルギーに重点を置いた施策を推進している。

例えば、四日市工場の300mmウェーハ半導体製造用クリーンルーム建設にあたっては、最新技術を投入し、これまでの200mmウェーハ工場と比較してエネルギー使用量で51%、CO2排出量換算では年間5万9180トンの削減を可能にした。

クリーンルームの省エネに加えて、管理面の改善、省エネ投資の3つの施策をベストミックスし、研究所やオフィスなどを含めた事業活動全般でグローバルに削減活動を推進している。





http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_06/pr_j2401.htm


登録日時: 2005/11/09 03:17:51 PM

英語記事はこちら


 


 

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