エネルギー・地球温暖化

2005年08月27日

 

京都市、温暖化防止へ「世界市長協議会」設立を呼びかけ

Keywords:  地球温暖化  地方自治体 

 

2005年6月15日、京都市は、世界67カ国約470自治体が加盟する自治体の組織イクレイの協力の下、地球温暖化対策に特化した世界的な自治体ネットワーク組織「気候変動に関する世界市長協議会(仮称)」の設立を、桝本賴兼京都市長の呼びかけで進めていくことを発表した。

世界各国の都市や地域が連携を深めて地球温暖化対策を促進すると同時に、自治体相互の先進的な取組について情報発信や経験交流を行うなど、京都議定書に掲げる削減目標を達成するための都市間ネットワークを広げることをめざしている。

本年11月カナダのモントリオール市で開催されるCOP11、MOP1(京都議定書第1回締約国会議)にあわせて協議会設立総会を開催する予定で、世界の自治体に参加を呼びかけていく。事務局はカナダ・トロント市のイクレイ本部に置き、議長は同市のデイビッド・ミラー市長となる予定。

京都市では、京都議定書誕生の地として、いち早く温室効果ガス排出量の10%削減という目標を掲げ、全国初の「京都市地球温暖化対策条例」の制定・施行など、全国の先駆けとなる環境政策を推進してきた。本年2月16日の京都議定書の発効時にも、500を超える世界の自治体に地球温暖化対策を共に進めたい旨のメッセージを発信している。



http://www.city.kyoto.jp/koho/mayor/press/2005/0615.html#001


京都市、全国初の地球温暖化対策条例を制定 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/951-e


登録日時: 2005/08/27 04:54:23 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ