エネルギー・地球温暖化

2005年07月23日

 

富士ゼロックス、ニュージーランドの自社植林木チップを出荷

Keywords:  地球温暖化  企業(製造業) 

 

富士ゼロックスは、富士ゼロックスオフィスサプライと共同出資したニュージーランドの植林会社SPFL社で1992年からユーカリを植林・生育してきたが、このほどそれを収穫し、初めてチップ化を行い、2005年3月10日に出荷した。

このユーカリ林は、持続可能な森林認証をおこなうグローバルなNGOであるFSC(森林管理協議会)による森林認証を取得しており、チップは王子製紙日南工場で富士ゼロックスブランドのFSC認証コピー/プリンター用紙として製品化される。

SPFL社によるユーカリの植林は520haから始まり、現在約10,000haに達している。今回、1992年に植林したユーカリを収穫。収穫後の土地には再植林を行ない、段階的に収穫量を増やすことを予定し、2010年以降は安定的に年間180,000トン前後の収穫を見込んでいる。

富士ゼロックスと富士ゼロックスオフィスサプライは、天然資源の枯渇を防止することは非常に大きな課題であるという認識のもと、現在のコピー/プリンター用紙を持続可能な方法で供給していくために、2010年までに古紙パルプ配合率50%以上を維持しながら、残りを「植林木パルプ」と「認証林パルプ」でまかなう「環境配慮型パルプ増配合計画」を進めている。



http://www.fujixerox.co.jp/release/2005/0310_nz.html




登録日時: 2005/07/23 11:25:27 PM

英語記事はこちら


 


 

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