2005年06月05日
Keywords: 3R・廃棄物 企業(製造業) 地球温暖化 生態系・生物多様性
日本電気(NEC)とNECパーソナルプロダクツは、NEC製の使用済みパソコンを買い取り、再生パソコンとして販売する「NECリフレッシュPC事業」を行っている。両社は、同事業と連携して2005年4月1日から、「NECリフレッシュPC植林プロジェクト」を開始することを3月31日に発表した。
同プロジェクトでは、NECがユーザーからパソコンの買い取りを行い、ユーザーが同プロジェクトの活動に参加の意思を示すと、NECが1台につき1本の木を無償で植林するもの。植林場所は、オーストラリア・南オーストラリア州・カンガルー島で、植林時期は毎年8月。ユーカリまたはアカシアを植林する予定。
今回の植林活動により、PC1台当たり年に約20kgのCO2削減効果があるため、木が成長する20年間では約400kgのCO2削減効果が見込める。また、再生パソコンは新品の製造と比較すると1台当たり約100kgのCO2排出抑制効果があるので、合計すると約500kgのCO2を削減することができる。
2005年度には2万-3万台の買い取りが想定されており、約1万-1.5万トンのCO2削減が貢献できる見込み。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0503/3101.html
登録日時: 2005/06/05 09:38:30 AM
英語記事はこちら