エネルギー・地球温暖化

2005年04月08日

 

水戸市で観測史上最も早く梅が開花

Keywords:  地球温暖化  政府  生態系・生物多様性 

 

水戸地方気象台は12月15日、平年より49日早くウメの開花が観測されたと発表した。水戸地方気象台が1953年に統計を取り始めてから最も早い開花という。また水戸の初氷は、観測史上最も遅い11月29日(平年より16日遅い)に観測された。

1971-2000年の平年的なウメの開花は1月上旬に沖縄地方で始まり、1月31日に九州地方北部、中国地方南部、四国地方の一部、近畿地方・東海地方・関東地方の太平洋側を結ぶ地域、2月28日に近畿地方・東海地方・関東甲信地方・東北地方南部を結ぶ地域に達する。その後、東北地方北部を北上し4月下旬に北海道地方に達するのが通常だった。

2004年11月茨城県は、高気圧に覆われて穏やかに晴れる日が多く、月平均気温は水戸で12.6℃(平年差+2.4℃)を観測するなど記録的な高温となり、水戸、古河など県内の9地点で月平均気温の高い記録を更新した。12月に入っても高温が続いたためにウメの開花が早まったのではないか、と予想されている。





登録日時: 2005/04/08 10:42:59 AM

英語記事はこちら


 


 

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