2004年12月27日
Keywords: 地球温暖化 企業(製造業) 生態系・生物多様性
旭硝子財団は、内外の政府や民間の環境問題に携わる有識者が、環境問題に対する様々な取り組みについてどのように認識しているかを明らかにする地球環境アンケートを毎年実施している。第13回となる2004年の調査を4-6月に実施し、集約した結果を9月9日に発表した。
人類存続の危機に関する認識を示す「環境危機時計」の時刻は、全回答者の平均で9時8分、日本国内で9時6分だった。両方ともに過去最悪だった2003年からそれぞれ7分、14分戻っていて危機意識が若干和らいだ。時計は0-12時で12時が最悪。9時1分以降は「極めて不安」と分類されている。
上記時刻を記入したとき、地球環境のどのような状況を念頭に置いたかという質問に対して、全体では第1位が「地球温暖化」次いで「森林破壊・砂漠化・生物多様性の減少」となっている。途上地域に限ると後者が第1位であった。
http://www.af-info.or.jp/questionnaire/result.html
登録日時: 2004/12/27 04:40:42 PM
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