同和鉱業、中国での環境リサイクル事業に進出

銅、亜鉛、鉛などの精錬や廃棄物処理・金属リサイクルなどを行っている同和鉱業が、中国の現地法人と合弁で現地法人を設立し、中国において環境リサイクル事業に進出することを発表した。当初、貴金属のリサイクル事業と電子基板等の廃棄物処理事業を実施する。

経済発展の著しい中国では、近年環境意識が急速に高まっており、各種法制度も整備されてきている。同社では、中国での環境事業展開に関する市場動向・リスク等を調査・検討してきたが、日系企業からのリサイクルや廃棄物の適正処理の要望が多いのに加え、行政機関から環境保全のための進出要請を受けたことから、日系の製造企業が集積している江蘇省蘇州市に会社を設立し、工場を建設することにした。

会社の設立にあたっては、環境事業の速やかな実施・展開に行政の理解と協力が不可欠なため、蘇州市の関係会社から10％の出資を得て、合弁企業とする。2004年６月には工場の稼動を開始する予定。



http://www.dowa.co.jp/whatsnew/index.htm




登録日時: 2004/03/11 08:24:19 AM

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