長野県、産業廃棄物減量化・適正処理実践協定制度を開始

長野県では、県と産業廃棄物排出事業者ならびに同処理業者が協定を結ぶ、「産業廃棄物減量化・適正処理実践協定」制度を開始する。業者が自主的に、産業廃棄物の排出抑制、再使用、再生利用及び適正処理を進めることを目的とする。

協定の内容として、事業者は産廃物の減量化・適正処理の実践計画を策定し、実施結果を報告。県側は協定の締結先ならびに提出された計画・実施状況を公開する。また報告を確かめるための現地確認も行う。地域の住民や企業は優良事業者を選定する目安とすることができ、きちんと処理を行っている事業者への信頼度が増す。

計画には、取組み目標、管理責任者、廃棄物の内容・施設などの情報公開、不適正処理が生じた場合の対応、自社処理廃棄物の管理方法、リサイクル促進に向けた取組みなどが盛り込まれる。協定期間は３年で、事業者は１年ごとの計画ならびに実施結果を報告することになる。




登録日時: 2003/12/04 09:42:05 PM

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